Z世代(若者)を対象としたトヨタ自動車の新サービストライアル事業。Z世代に対して車のある生活の楽しさを実体験として提供する為に、サービス拠点となるサンドイッチカフェ、若者向けレンタカーサービス、アウトドアギアレンタル、中部地方のパートナーキャンプ場を一体化した新しい体験ブランド「DRIVE TO GO」を構築して事業化。2年間のテストマーケテンィグ営業を実施した。
本プロジェクトは当初Z世代を対象とした自動車ショールーム開発として進行していた。しかし私たちは若者がより能動的にこの場所に訪れる動機を作る為に、若者を対象にした新しいブランド体験サービスの構築を目指した。トヨタ自動車の関係会社に協力を依頼し、新たなカーレンタルプログラムを開発し、スマートフォンから簡易に予約できるシステムを実装。同時に場をレンタルステーション併設のカフェにし、レンタカーを利用しない人でも訪れる事ができるコミュニケーションスペースとした。
当初ショールームとして開業する予定であった為、僅か8ヶ月のプロジェクト準備期間の中で、新たなサービスの開発実装が求められた。トヨタ自動車社内チーム、関係会社に協力を要請し、役員を含む各所への承認をダイレクトコミュニケーションで進行。様々なシステムとの連携も含めて短期間での実装に至った。
戦略・コンセプト |
0~2month
戦略の整理からコンセプト開発 ・ターゲットリサーチ |
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コンテクストデザイン |
3~5month
シナリオ開発からプロトタイピング ・タッチポイントのストーリー化 |
実装・運用 |
6~8month
各領域に実装 ・ストア設計監修 |
クライアント:トヨタ自動車
総合ディレクション:アーキセプトシティ
CI・VI:I&CO
空間デザイン:アーキセプトシティ
制作・運営:ライツアパートメンツ
レンタカー運営:トヨタレンタリース
メニュー開発:トランジットジェネラルオフィス
施工:白水社
フォトグラファー:ナカサ&パートナーズ