KIRIN ICHIBAN SHIBORI GARDEN TOKYO 2014  【Branding & Space design】

2012年から続く、キリン一番搾りガーデンの2014年度施策。「キリン一番搾り」の製法である、「一番搾り製法」に着目し、一番搾りのブランド価値向上を目指す為、工場見学体験ができる都市型ビアガーデンを目指した。開発コンセプトは、「Brewery Experience」。店舗体験は、ビール釜の形状をしたシアターに入る事から始まり、釜内部での製法訴求ムービー見学の後、工場見学と同様の生産プロセスの展示を経て、ビアガーデンのレジへと進む。レジでは、一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の比較試飲キットを配布し、工場見学同等の体験訴求を行った。空間は、ビール工場内のビアガーデンをイメージし、黒い鉄骨の空間構造体と煉瓦で構成し、2012年から続く来店者同士の距離が短いベンチテーブルを配置した。また、代々木公園へ向かう通行者へテイクアウトビールを販売する為のビアバスを設置し、巨大一番搾り缶によるフォトスポットを配置した。

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クリエイティブディレクション・空間デザイン:室井淳司